作家 髙見澤俊彦

作家 髙見澤俊彦

読んでみた

髙見澤俊彦先生は現在、3作の小説を上梓なさっておいでですね。(4作目が連載中でしたっけ)

最初に読んだのは、なんとなく気分で『秘める恋、守る愛』。

たくさんあるALFEEのラブソングを思い浮かべながら、物語として綴られる高見沢節はどんな感じなんだろうと、ドキドキしながら読み始めました。

染み込むようなやさしい文体、異国の情景描写、登場人物の細やかな心の動き、物語の展開と帰着点の妙、読後の余韻、なにもかも予想以上。読み物としての完成度が高いことに驚きました。
歌詞を読んでて前々から思ってたことではありますが、男性なのになんでこんなに女心がわかるんだろう。高見沢さんてほんとすごい人だ…。

作家「高見澤俊彦」が気に入り、次は『音叉』か『特撮家族』どっちにしよう、とちょっと迷いました。

気分的には『特撮家族』だけど、こっちはまだ文庫落ちしてないのよねー(本は文庫派です)、と二の足を踏んでいたら、

なんと

Audibleでご本人の朗読が聴ける!(゚д゚)! 

Unlimited使ってるから実質無料じゃん! と大喜びで少し前から聴いておるのですが。

進まない…_| ̄|○

トータル11時間少々の作品なので一気には無理なんだけど、2,3章進むと必ず寝落ちてるのです。
内容もどこまで聞いたか思い出せないくらい、早い段階で夢の中に誘われてしまうのです。

そもそも本を“聴く“ということに慣れていないからではあるんだけど、大好きな人が耳元で物語を読み聞かせてくれるなんて、これはもはや寝かしつけられてるのと同義じゃないですか!(力説)。

地の文のナレーションだけでも身悶えしちゃうのに、器用に声色を使い分けて、何人もいる登場人物のセリフを作者ならではの説得力で語ってくれることに感動しちゃって、ちっともストーリーが入ってきやしない。

物語を追いかけるのはもう諦めて、文庫落ちしたら改めて読もうっと。
それまで、高見沢さんには睡眠導入係を担当していただこうと思ってます。

コメント

  1. コメントありがとうございます\(^o^)/

    @はなやさい
    是非是非聴いてみてください❤
    挑戦された暁には、感想を教えてくださいね〜(>ω<)

    @2025フライングアウェー
    購入すると2500円弱、結構なお値段ですもんね。
    『特撮家族』の方が無事ゴールに辿り着いたら、次は『音叉』も読みたいなと思ってます
    (*´艸`*)

    @マイミャウ
    『秘める恋〜』は、街並みや空気までリアルに感じられて、ドイツに行った気になりますよね。主人公の回想シーンは若い頃の高見沢さんのビジュで妄想して、甘酸っぱく堪能いたしました(*´ω`*)

  2. 私は復帰してから1,2冊目を読み、特撮は単行本になってから読みました(*´꒳`*)
    「秘める恋〜」は旅をしているような気持ちにもなれますね✨
    「聴く」方の11時間とはかなりの長時間ですね(´⊙ω⊙`)
    タカミーの声で聴いたら私も内容が入ってこないかもしれませんw

  3. 私も高見沢さんの朗読で聞きたいなぁと思ってます。Unlimitedではないので残念ながら聞けません。(試し聞きみたいなので少しだけ聞けました)
    音叉は読み終わりました。
    ご本人の朗読、私も心地よく眠ってしまう気がします♡

  4. わ!Audibleで聞けるのですね♪ 隙間時間に読もう♪とKindle に入れてあるのになかなか開けずにいるので、睡眠導入剤に対抗できるか挑戦してみます(笑)

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