
「風の詩」を聴け
そういう小説があります。漢字が違いますが。
「風の詩」
この曲が好きです。ノスタルジックなイントロから情景が広がり、物語を紡いでいく。場面展開の際に「ポン」と響くアコギの音、いつも無意識に一瞬息を止めます。
音楽は小説に似ているなぁ、と思います。
言葉が風景を連れてくる。
沈みかけの赤い太陽、砂混じりの乾いた匂い、友を思い空を見上げるその人のシルエット。
自由であり続けたいという願い。
自由であり続けるためにこの人は戦っていて、時には「何のために?」と自問しながら孤独の歌を歌い、けれども自分は孤独ではないと知っている。だから歩き続けられる。
間奏のアコギそしてエレキ、季節が巡るように風景描写が変わる。ラストに向けて歌も演奏も少しずつ膨らむ。
クライマックスに突き抜ける桜井さんの声は圧巻です。
桜井さんの歌声ってドラマチックですよね。


コメント
@沼のたま子さん
たま子さん、ありがとうございます!
文章が美しい!最高の褒め言葉いただいて飛び上がるほど喜んでおります!
@すずお
すずおさん、はじめまして!
お好きな人がいて嬉しいです☺️
郷愁を誘うメロディと桜井さんの声が絶妙で最高ですよね!
文章が美しいです!ついつい引き込まれてしまいました(*^_^*)
はじめまして。
この歌私も好きです。ポンと響くアコギが本当にいいですよね。砂混じりの風が吹く荒野の歌が、どうしてこんなに上手いんだろうといつも思いながら聴いています。